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座談会 チャレンジで広がるラジオCMの世界

クリエイターに危機感

中嶌これらの作品はもうオンエア済みとのことで、反響は。 

生野クリスマスを題材にした「社訓」篇は120秒なんで、流した後ツイッターとか見ると圧倒的に話題にされてるんですよ。ほかのクリエイターのも流れてますけど、グランジさんのは必ず反応がある。なかなかラジオの反響って、ほかの企業でツイッターに上がってるの見たことないから、よっぽどだと感じます。うちのHP上でも人気ランキングが出るようになってるのですが、「サプライズ」篇と「料理で伝える」篇は上位。それからラジオ業界の人はおもしろいのは知ってるので、会うとおもしろいと感想をくれる。でもそれは、誰が作ってるのか知らないで言ってるんですよ。

澤本反応で言うと、代理店のコピーライターが、芸人さんの参加について喜びとともに危機感も感じています。というのは、適当に書いてるやつがいるんですよ、ラジオCMを。ちょっと忙しいからだいたいクライアントの言うこと聞いてりゃいいや、みたいな。でもこれが、芸人さんに書いてもらったらもっといけるみたいだよとなると、くやしいから力入れようと。この1,2年、ラジオの仕事ないですかって言いに来る若手増えたんです。そういう流れを僕は望んでいました。結局業界に誰が目を向けるかって、魅力のある業界かどうかじゃないですか。“グランジが書いちゃったよ”、というある程度の危機感で、私もラジオやりたいとか、チャンスなんだと思わせる場的なアピールになっている。

中嶌こういう取材もそうですし、そこに光を当ててますよね。

澤本それは本当に感謝しているんです。ありがとうございます。

遠山・五明いやいやいやいやいや!

中嶌(笑)ちなみにラジオCM制作を経験なさって、CMプランナーという職業をどう思いますか。

五明すっごい楽しそう。つらいこともあるのでしょうが、僕はもう楽しすぎて、公募っていうんですか。地方ラジオ局の公募とかに出しちゃってます。

遠山うそ!

五明やってるよ。でもぜんっぜん、受からないですよ!山梨のとか、北海道のとか、結構出しました。でもほんっとに受からない。

澤本それはリアルに言うと、原稿で審査委員が読むとき、だいたい20秒でしょ。定型のものが受かりやすいんですよ。みなさんのは定型をガッと外しちゃってるんで。

中嶌五明さんにはそういった変化も。遠山さんはどうですか?

遠山そうですね、まあクリエイターとしては、やっぱりその…

五明誰も笑ってないぞ

澤本笑うと怒るかなと思って(笑)

遠山今までもラジオやらせてもらってて、CMを聞く機会があったんですけど、よりCMに耳持ってかれるようになりました。これどういう風にやってるんだろうとか、こう終わるんだとか。町のポスターのコピーとかも、まったく今まで気にしたことなかったんですけど、多分いろんなこと考えられてその言葉に行きついてるんだとか、見方が変わった。勉強になりました。もうちょっとやってみたいなと思います。

中嶌例えばこういうオファーが別からあったらやりますか。

遠山それはもうやりたいですよ!クリエイターとしては…

五明徐々に来たね。

遠山携帯にもパッと思いついたネタを「これラジオCMにいけるんじゃないか」と、ちょくちょく書くようになって。

五明ボツになったやつがパンパンに入ってますよ。仕事はほしいよね。これどうにか、太文字の赤で書いてもらえませんか。