審査員のみなさん
審査風景
社団法人 ACCが募集した第19回ACC学生CMコンクールでは、今年もラジオCM部門には2,959作品、テレビCM部門に2,131作品、合計5,090作品の応募がありました。
これらの作品は、田井中 邦彦ACC CMフェスティバル審査員長とACCシーエム向上委員会(委員長:大谷 研一)とで構成される審査会で、「既存の広告作品にとらわれない学生らしいフレッシュなアイデア」を審査基準に、原稿の完成度よりアイディアに重点を置いて厳正な審査を行った結果、「大賞」をはじめ各賞が決定しました。
ACC学生CMコンクールの贈賞式は、11月1日に開催される「第46回ACC CMフェスティバル贈賞式」の席上で贈賞されます。
審査風景
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協賛広告主 |
テーマ商品 |
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味の素株式会社 |
味の素 |
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大塚製薬株式会社 |
ポカリスエット |
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カルピス株式会社 |
健茶王 |
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キヤノン マーケテイング ジャパン
株式会社 |
キヤノン コンパクトデジタルカメラ PowerShotA700 |
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キリンビバレッジ株式会社 |
キリンNUDA |
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近畿日本ツーリスト株式会社 |
à table (アターブル) 〜女性が考えた女性のための旅行プラン〜 |
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サントリー株式会社 |
なっちゃん SUKKIRI ORANGE |
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株式会社資生堂 |
資生堂 エージープラス パウダースプレー Ca 無香料タイプ |
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松下電器産業株式会社 |
ポータブルSDオーデイオプレイヤー『D−Snap』 SD370V |
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明治製菓株式会社 |
キシリッシュ+F (プラスエフ) |
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養命酒製造株式会社 |
薬用養命酒 |
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ライオン株式会社 |
キレイキレイ 泡ハンドソープ |
第19回学生CMコンクール全体講評
大谷 研一 シーエム向上委員会委員長
ラジオCMは昨年度より20秒タイプ、60秒タイプとも応募数が増え力作が多かった。
学生諸君にとっては扱いやすく表現しやすいメディアであるのか、多種多様なアプローチがあり審査していても楽しめた。
特に今年はユーモアを追及する作品に秀作が多く見られた。
一方テレビCMは、例年のように類型的な作品やアプローチの奇抜さをうまくまとめきれず消化不良のまま終わってしまう作品が多く見られた。
映像があり音声があるテレビCMは自由な分だけアイデアが曖昧になってしまうのであろう。その中でも、アイデアの斬新さを失わずキチンと商品に落とし込んだ作品もあり、プロとは違う伸び伸びとした感性を感じた。
荒削りではあるが、そのような作品に出会えることが学生CMコンクール審査の楽しみである。